お金は欲しいけどセックスしたくない

「お金は欲しいけどセックスしたくないの」
「それなら代わりの物で支払ってもらおうか」
「どうか・・・これで許してください・・・」
「フフフ、なかなかいい腕してるじゃないか、ええ?」
僕はこうして出張マッサージを楽しんでいる。一種のイメージプレイだ。我ながら趣味が悪いなあ、と思うのだけど、いつも指名するナギサさんは、けっこう理解ある人でノリノリで応じてくれる。当たり前だが、その手の行為は一切していない。それをやっちゃったら某タレントみたいになっちゃうしね。
マッサージは女性よりも力が強い男性でなくては不満だと言うヤツも多いが、そんなヤツは既に病気なので保険適用がある柔道整骨院でおっさん整体師に治療してもらってこいである。ちょっと美人なお姉さんに体をマッサージしてもらえる心地よさは、やっぱり男性施術士では味わえないものだ。
ナギサさんは、見目も麗しいしマッサージも上手い。更にはトークも楽しくて、下ネタさえも受け入れてくれる。マッサージ師じゃなくて水商売に進んだら、きっと指名も増えてもっと稼げるだろうに、と言ってみたら「お金は欲しいけどセックスしたくないなあ」と返してきたので、冒頭のイメージプレイを楽しませてもらったと言うわけだ。
お金くれる人
ただ、お互い信頼があるからそう言う下ネタトークもありなのだと思うが、その日は、僕が溜まっていたこともあってナギサさんとのセックスが頭をよぎってしまい、見事に反応してしまったのである。これはまずい、と思った。ボッキがばれたら、信頼関係が失われてしまうではないか。
すると悪いタイミングで「はーい、じゃあ仰向けになってくださーい」とナギサさんに言われた。ああ、これはヤバい。股間がテント状態がばれてしまう。と念力でボッキを押さえつつ仰向けになったが、自然現象は隠しようがなかった。
「やっぱり・・・私の体が目当てだったのね!」
「違うんだ!これはキミが魅力的過ぎるための不可抗力だ!」
「もう、二度と指名しないでください!お金は欲しいけどセックスしたくないんです!」
「それは僕も同じだ!僕もお金でナギサさんとセックスしたくないんだ!」
「え?○○さんは私のことを・・・」
・・・などと妄想していたが、ナギサさんは全く意に介さないように「明日は晴れますかねえ?」などと話しかけてきた。この人プロだ。
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