お金恵んでくれる人

「お金恵んでくれる人でもいないっすかねー」
とライブチャットでシングルマザーのケイさんがぼやいていたのが始まりだった。
ケイさんは昼はスーパーでパート、夜は1歳になる子供を寝かしつけた後は音が漏れないようにしてライブチャットを行い日銭を稼いでいる苦労人だ。
なお、ノンアダルトなんでエロい内容のチャットではない。
「ケイです!20歳のシングルマザーです!ちなみにバージンです!」
などと言う大ウソつきでもある。ケイさんが20歳だったら、僕は18歳くらいだろうか。
ケイさんはお金を稼ぐ手段と言うよりも、憩いのひと時みたいな感じでチャットしている。僕も仕事から疲れて帰ってきた後に、サイトにケイさんがいると何だか実家に帰ってきたかのように安心する面がある。
彼女ははっちゃけた明るい性格でありそこそこの美形でもある。「ケイさん、美人なんだから、アダルトカテゴリの方に登録したらもっとポイント稼げるだろうに」と言うと
「人前で脱ぐ度胸はないなあ。子供に”じゃあママは頑張っておっぱい出してくるわ!”なんて言えんでしょー」とノンアダルトカテゴリで頑張っていらっしゃる。ちなみに、美人と言われたことには否定しないのも彼女らしかった。
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でも、やはり深刻なのはお金の問題だ。僕もケイさんとチャットを楽しませてもらっている分はポイントでそれなりに報いてはいるが、たかが知れている。
「AVに転向を迫られている美人タレントの気持ちがわかるわー」とケイさん本人もアダルトカテゴリを意識していないことはない。ちなみに美人タレントと自分で言う。
もし、仮にチャットでおっぱいを出すことを条件に、お金恵んでくれる人がいたらケイさんは応じるのだろうか。それを聞くとケイさんは
「あ、それって、いくらポイント積んだら脱ぐ?って聞いてるよね。キャーエロい!おまわりさーん、エロがいますよー!」
と、大笑いを始めた。・・・ケイさんが人前で脱ぐことは一生なさそうだ。
もっとも、それから1年後に僕はケイさんの生おっぱいをしゃぶっていたりする。
「お金恵んでくれる人じゃなくて、愛を恵んでくれる人が私は欲しかったんだよね・・・キャー私ってばステキー」
僕たちが抱き合っている傍らでは、もうすぐ2歳になる僕の娘がすやすやと寝息を立てていた。
お金欲しい掲示板
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